【かいぬし手記】屋久島の沖にて、もろたびの終わり。

【かいぬし手記】屋久島の沖にて、もろたびの終わり。

トリック・オア・トリートなの! モロくんなの!

こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。今回は、2022年の夏旅を経てボクが感じたことをまとめました。」

というわけで、今回モロくんはお休みなの。

 

 

 

 

約1ヶ月の新婚旅行

 

 

ああ、これでボクの旅人人生は終わったんだな。

 

 

フェリーの甲板の上、遠ざかっていく屋久島を見ながら、ボクはそう思っていた。

この夏、新婚旅行というパワーワードを盾にとって、勤務先の諸々の仕事を交代してもらい、長いお休みを得ることができた。

せっかくだから海外、なんなら弾丸世界一周とかでも面白かったが、コロナ禍で不安定な今、行き先は国内とした。

 

 

長い休みでなければ行くことができない『日本で一番遠い島』・小笠原諸島を皮切りに、

 

 

車でひたすら西進して、奈良県南部にある飛鳥・藤原の遺跡、

 

 

世界最大の周囲の長さを誇るお墓、大阪にある仁徳天皇陵、

 

 

2022年の重点エリア・四国の中で、まだあまり足を踏み入れていなかった高知県、

 

 

そして、豊後水道を渡って南九州まで休まず旅をした。

 

 

もろたびの特徴といえば、言わずもがなホワイトタイガーのモロが前面に(全面に?)出てくるところなわけだけど、

 

 

それとは別に、旅のスタイルとしての特徴は、とにかくその高密度と高速日程にあると思っている。

 

 

 

そもそも2年そこらで100ヶ国周っていることからもわかるように、とにかく移動が多い。

それについては賛否もあるが、自分の際限ない好奇心を満たすため、限られた時間と予算の中で最大効率で旅することをボクは目指している。

だから、『同じ宿で3泊以上しない』『可能な限り夜行移動』『休息日を設けない』など、気楽で自由な旅とはかけ離れた旅をしていた。

それ故に、旅先でしばらく一緒に周った人からは、もろたびの過密さを指摘されるし、なんなら『もろたび』を忙しい旅の代名詞として使われることもあるくらいだ。

 

 

 

 

雨天決行の屋久島トレッキング

 

 

屋久島の最後に臨んだトレッキングは、今までの旅の中でもトップクラスにきついものだった。

 

理由の一つは屋久島名物の大雨。『ひと月に35日雨が降る』と揶揄されるくらい降水量の多い地域だ。

天気予報ではトレッキング前日の夜から雨だったが、

 

登山口へ向かうバスは臨時便が増発されるくらいの盛況だったこともあり、そのまま決行することにした。

 

 

だが、途中からはバケツを引っくり返しような豪雨となった。

引き返すことも頭の中をよぎり、実際に途中で断念するツアー客も多く見かけたが、そのまま進む現地ガイドの人もいたこと、そして、

 

大多数の人が日帰りで来ているので往復する必要があるのに対し、ボクらは山小屋で泊まるので片道歩けばよかったため、無事に縄文杉まで行くことができた。

 

二つ目に大変だったことは、その山小屋泊も屋根こそあるものの、逆に屋根だけがあるようなところなので、電気や水道はない。

前日にレンタルしておいたマットと東京から持ってきた寝袋の上はあるが、それとスーパーで買ってきた補食では、疲れた体を休めるには不十分だ。

 

そして三つ目は、ボクの好奇心のせいで組んだルート計画だ。

翌日は天気にこそ恵まれたものの、一つでも多くの場所へ行きたいボクは、来た道とは違う登山口を目指したため、一泊する装備を担いだままかなりの標高差のある山を越えることになった。

下山したときは、疲労困憊もいいところだったのを強く覚えている。

 

 

さて、小笠原諸島はともかく、その後の毎日泊まるところをその日に決める旅程、そして屋久島でのハードなトレッキングを鑑みると、おおよそ新婚旅行というキラキラしたものとは程遠い旅だった。

旅を計画する段階で主な行き先のお伺いを立てて了承は得ていたが、それでも千年以上前の地味な石ころ(失礼)を見て安い宿ばかり泊まる『もろたび』に付き合わせてしまった。

 

 

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『もろたび』の終わり。

 

そして、話は冒頭へと戻る。

 

前日、雨天強行して山小屋泊したあとは、せめてゆっくり休もうと二食と温泉付きの宿へ泊まった。

それはこの旅で初めて、のんびりとした時間を過ごした時だった。

 

 

 

また、「屋久島」へ行ったことで、ボクは日本にある世界遺産を制覇した。

それは、自分の中で旅の目標を一つクリアしたことで、何か一つの区切りのような気がした。

日本は自然が豊かで歴史も長い国だから、行きたい場所やお祭りはまだまだあるけれど、それでもこれからは旅を急ぐ必要もないんじゃないか。

 

 

だから、これからは。

 

 

もう高密度で高速移動のもろたびは、もう終わりにしようと思う。

 

 

(キューバ・バラデロ)

 

 

ゆっくり過ごす時間や、ちょっとした贅沢なんかを交えたりなんかして。

修行“から”旅行“への転換を図ろう。

ボクの情報収集力と計画力ならできるはずだ。

これからは、パートナーと、いつか生まれてくる自分の子供たちみんなが楽しめる旅行に。

 

 

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モロ:ちなみに、本日10月31日は、かいぬしさんのお誕生日なの!

こっけ~:「旅のスタイルは変わるけど、これからもたくさん旅行できますように!」

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