【世界一周講座】旅の計画に大事な5W1H! 旅にはいつ出ればいいなの?
※ 当記事は2016年7月2日に投稿されたものを、加筆修正して再掲載したものです。
旅するホワイトタイガー、モロくんなの!
こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。」
『もろたび。11さいの虎でもわかる世界一周講座』、今日も開講なの!
旅の計画に大事な5W1H!
こっけ~:「さて、いきなりだけどモロ。5W1Hって知っているかい?」
聞いたことがある気がするけれど、よくわからないなの。
こっけ~:「5W1Hというのは、疑問詞の中でも代表的なもので、物事を説明する時に欠かせないものだ」
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こっけ~:「これらの頭文字をとって、5W1Hというよ」
今日は英語の授業なの?
こっけ~:「まっさかー! 日本語とボディーランゲージのゴリ押しで旅してきたボクにそんなことできるわけないだろー」
それもそれでどうかと思うなの。
こっけ~:「というわけで、この5W1Hをもとに、世界一周について考えていこう!」
旅にはいつ出ればいいの? -人生編-
こっけ~:「今日は5W1H編の第一回ということで、『When(いつ)』だ!」
旅にはいつ出るなの?
こっけ~:「今でしょ!」
いや、そういうのいらないなの。
こっけ~:「まずは、人生トータルで見た時に、いつのタイミングで出ればいいかを考えるよ」
プランA 大学生の場合
こっけ~:「これはもう通り過ぎちゃってる人もいるだろうけど、最近は1年休学して世界一周に出る人もいるね」
世界一周してる時も、何人か会ったなの!
こっけ~:「大学生のタイミングで長期旅をするメリットはずばり、社会的ダメージがほとんどないということだ」
どういうことなの?
こっけ~:「日本の企業は新卒採用が多いけど、休学しての旅ならその後の就活に新卒として参加することができる」
面接で旅の話もできるなの!
こっけ~:「まぁ、今の時代世界一周は珍しくないけど、上手く練れば武器になるかもね」
他によいところはあるなの?
こっけ~:「あとは、人生のうちで最も体力がある時期だと言えるだろう。バックパッカー旅は、わりと過酷だからね」
(中国で乗った夜行列車なの。三段ベッドだから、座ることもできないなの!)
確かに、夜行移動が3泊続いたときは少し疲れたなの。反対に、大学生で行くデメリットはないなの?
こっけ~:「やはり、旅の資金不足かな。バイト代や親から借りる分だけだと、やはり限りがあるからね」
プランB 社会人の場合
こっけ~:「次に、一番ポピュラーな社会人の場合だ。社会人で旅立つ場合のデメリットは明確だ」
帰ってきた後の就職や生活が心配なの。
こっけ~:「超一流だったり起業するような人はともかく、ボクのような一般ピーポーは帰国後の生活も考えないといけないね」
旅中に元看護師さんによく会ったのは、再就職しやすいからかもしれないなの!
こっけ~:「資格を持っているのは強いからねー。ボクも小学校教諭の免許を持っていてよかったよ」
(先生時代のお仕事風景の写真なの)
反対に、社会人で旅立つメリットは何があるなの?
こっけ~:「まずは、現役で働いている世代だけあって、貯金のしやすさがあるんじゃないかな」
旅のために働くって考えれば、お仕事もガンバれるなの!
こっけ~:「それと、精神的にもっとも余裕があるんじゃないかなと個人的には思う」
どういうことなの?
こっけ~:「中高生の頃って自分では大人だと思ってるけど、後から考えたら恥ずかしかったり未熟だったりするだろ?」
モロくんはまだ11歳だからわからないなの。
こっけ~:「・・・・・・えっと、大学生は心身ともに発達しているとはいえ、社会の経験が圧倒的に不足している」
確かに、かいぬしさんも働くようになったら、ずいぶん擦り切れた考え方になったなの。
「現実を見るようになったと言ってほしいね。それはともかく、社会を経験した人は世の中の理不尽さも身にしみている。
例えば海外でトラブルに遭った時、下手に正義感をもってぶつかるよりも、妥協できた方が安全なこともある。
世界一周中の大学生が、強盗の被害に遭った時に犯人を追いかけてしまって死亡してしまった事件があったね。
まぁ、こればっかりは年齢よりも個人の性格によるところもあるから、一概には言えないけど」
確かにかいぬしさんは、今でも無計画、無鉄砲で無理やり突っ込んでいくなの。
こっけ~:「・・・・・・」
プランC 定年退職後の場合
こっけ~:「最後は、このブログの多くの読者にとって先だろうけど、定年退職した後のことだ」
かいぬしさんが旅に出たいっておうちの人にいった時は、これを勧められたなの。
こっけ~:「なんといっても仕事を終えた後だから、時間を自由に使えるということがあるね」
毎日が夏休みなの!
こっけ~:「趣味がない人はボケるのが早いと言うから、旅をすることで健康的にいられるんじゃないかな」
山登りしている時に会う高齢の方は、かいぬしさんよりも元気で強そうなの!
こっけ~:「そして、今まで貯めてきたお金に加えて退職金もあるから、資金的にも余裕・・・と言いたい」
なんで言い淀むなの?
こっけ~:「んー、だってその先は年金暮らしなわけだけど、これからの社会、ちゃんともらえるか不安だからなあ」
日本の未来は不透明なの。
「そう。年金に限らず、第三次世界大戦や災害による環境変動など、世界が大きく変わる可能性がある。
病気を得たり、両親を老々介護しなくてはいけなかったりと、自分が旅に出られなくなるかもしれない。
これは定年退職パターンだけに言える話ではないんだけど、旅に出られなくなることだってあるんだ」
実際に、国によっては行けなくなってしまった場所もあるなの。
こっけ~:「あとは、体力も落ちてくるから、移動や宿のグレードを上げることによって費用が高くつくこともあるね」
結局いつ行けばいいの?
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こっけ~:「ってな感じになるかなー」
結局のところ、どのタイミングで出ればいいなの?
こっけ~:「それは人次第じゃない?」
それだったら世界一周講座の意味がないなの!
こっけ~:「私見を言わせてもらえば、行ける準備ができ次第早く行った方がいいと思うよ」
それはなぜなの?
「一つ目の理由は、体力や免疫力の低下だ。旅で行くであろう多くの国は、日本より衣食住の環境が整っていないことが多い。
ましてや、予算が限られる貧乏旅では、夜行移動や安宿などを利用するからなおさらだ。
今、生きている中で一番若い時間はまさに”今”なんだから、予算がたまり次第行くべき!」
かいぬしさんは、体力があったなの?
こっけ~:「いや? 全然。生まれてこの方、体育会系の部活に入ったことないしね。疲れること嫌いだし」
・・・・・・説得力ないなの!
(体力があるうちでないと、山登りなどは大変なの! @ペルー・レインボーマウンテン)
「二つ目の理由としては、旅はこれからの人生を考えるいい手助けになるということだ。
旅をしていると自分の考え方や、この先どう生きていくかについて自然と見つめ直すようになるんだ。
自分のやりたい仕事や働き方、住みたい場所、結婚や育児の時期などについて何か思いつくかもしれない。
人間思い立った時にいつでもスタートは切れるけど、それは早いに越したことはないと思うんだ。
現実的に考えて、再就職も結婚も、後になればなるほど難しくなってくるからね」
かいぬしさんは、世界一周目で何か変わったなの?
こっけ~:「いや? 全然。旅に出たのも、立派な目的があるわけじゃなくて、楽しそうだなーって思ったからだしね」
・・・・・・説得力ないなの!
(絶景や人との出会いは、人生を大きく変えるかもしれないなの! @ ボリビア・ウユニ塩湖)
「そして三つ目にして最大の理由が、後回しにすることによって旅に出られなくなる可能性があるということだ。
あまり考えたくはないことだけど、もしかしたら自分や両親が病気、障害を患って旅に出るどころじゃなくなるかもしれない。
日本が財政破綻したり、はたまた第三次世界大戦が勃発したりすれば、日本から出られなくなってしまう。
今できることは今のうちにやっておいた方が、きっと後悔ない人生を送れると思うんだ」
(アフガニスタン領事館へ行ったけど、この時はビザがもらえなかったなの・・・)
結論:準備を今すぐに始めよう!
こっけ~:「ボクが世界一周行ったって聞くと人から『すごい!』ってよく言われるんだけど、すごいことなんかじゃないんだよ」
だって、モロくんのかいぬしさんにもできちゃうくらいなの。
「・・・・・・。でも、実際にその通りだ。世界一周した人のほとんどが、すごいことじゃないって答えると思うよ。
記録を出さないとなれないオリンピック選手や、頭が良くないといけない研究者とは違って、旅人にはその気さえあれば誰でもなれるからね」
でも、いろいろ必要なことってないなの?
こっけ~:「例えば外国語についてもよく聞かれるんだけど、語学力なんてほとんどいりません。伝えたい意思があればOK!」
お金だって必要なの!
「もちろんいるさ。大体1年で150から200万円ほどって言われている。もちろん行く国にもよるし、切り詰めたらもっと安く住
すむ。
それに考えてごらんよ? 日本で生活するのだってそれくらいかかるだろ?
旅に出ている間の収入こそなくなるけど、世界一周にかかる費用なんて世間一般が思っているほど高額じゃないんだ」
旅のためだと思えば、貯金もガンバれそうなの!
こっけ~:「だから、旅の計画や貯金など、できる準備はすぐに始めて、整い次第すぐに行くことをオススメします!」
また「もろたび。」に来てほしいなの♪
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『When』が終わったから、次は『Where』なの?
こっけ~:「いや、もう一つ『When』をやろうと思うよー」
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