【佐渡山の金山】世界遺産登録決定! 人類の鉱山技術が大集合なの!
最高で金、最低でも金(谷亮子さんの言葉)なの! モロくんなの!
こっけ~:「金は命より重い・・・・! モロのかいぬし、こっけ~ですー。今回は新潟県、佐渡島!」
それは金(きん)じゃなくて、金(かね)なの!
国内のお出かけスポットまとめ記事はこちら。
新潟県・日本最大の離島、佐渡島
(環境省のサイトから引用)
今回は、新潟県にある佐渡島について紹介するなの!
こっけ~:「面積は東京23区の1.5倍もあって、日本最大の離島・・・と呼ばれることもあるけど、択捉島の方が大きいんだよなぁ」
新潟港からは高速船で1時間ちょっと、フェリーだと2時間半かかるなの!
こっけ~:「佐渡おけさやトキ、たらい舟など様々な見どころがある島だけど、今回は次の世界遺産になる可能性のある『佐渡島の金山』について紹介します!」
旅にはカメラを。
次の世界遺産『佐渡島の金山』とは?
『佐度島の金山』ってどんなものなの?
こっけ~:「佐渡島では古くは平安時代から金が採れていたそうだよ」
歴史が長いなの!
こっけ~:「その後、1542年に鶴子銀山が、1601年には相川金銀山が発見され、戦国大名や江戸幕府、明治政府などの財政を支え続けてきたんだ」
本物の金の延べ棒は、とっても重かったなの・・・!
★ 道遊の割戸
道遊の割戸(どうゆうのわりと)は、江戸時代に地表からがりがり山を掘っていた跡なの!
こっけ~:「露頭掘り、露天掘りと言われる採掘方法で、チリのチュキカマタ銅山などでも見たね」
明治時代にはダイナマイトを使用したので、下は空洞になっているなの!
こっけ~:「というように、時代と共に採掘や精錬法の変遷が見られるのが『佐度島の金山』の特徴なんだ」
★ 史跡 佐渡金山・宗太夫坑
こっけ~:「だから、金山の坑道も江戸時代、明治時代のものが両方あるんだ。宗太夫坑は、江戸時代初期に開削された手掘りの坑道!」
中では、当時の採掘の様子が再現されているなの!
こっけ~:「これは排水作業の説明だね。坑道は海面より低い位置まで掘っていたので、水上輪という道具を使って排水していたんだって」
ちなみにこれはお人形さんではなくてロボットさんなので、動いたりしゃべったりするなの!
掘るのはもちろん手作業だから、とっても大変そうなの!
こっけ~:「原始的に見えるけど、坑道が崩れないように木で枠を組んだり、空気を入れるための穴があったりと、よく考えられているんだ」
★ 史跡 佐渡金山・道遊坑
こっけ~:「史跡 佐渡金山には、明治時代に国が管理していた機械掘りの坑道もあります」
入り口からして様子が全然違うなの!
こっけ~:「坑道には、鉱石を運び出すためのトロッコのレールがあるよ」
屋久島を思い出すなの!
こっけ~:「トロッコや掘削機械なども見ることができます」
平成元年まで創業していたらしいから、つい最近まで動いていたなの!
こっけ~:「VRを使って洞窟内をファンタジー空間を冒険するコースもあるみたいです」
申し込んでいない人が見たら、お化け屋敷みたいなの!
★ 佐渡奉行所跡
こっけ~:「佐渡島には、採掘した跡以外の史跡も多く残っているよ。その一つが再建された佐渡奉行所だ」
佐渡奉行所では、お役所の仕事をするところやお奉行さんが暮らす場所の他に、
採ってきた鉱石を割って、
すり潰して、
お水で流して金や銀を取り出す勝場(せりば)という施設があるなの!
こっけ~:「浅い樋に布を敷き、粉砕した金鉱石を流すと、軽いものは流れて重い金や銀の粒が布に引っかかるという仕組みだ」
最初に考えた人の知恵に恐れ入るなの!
★ 北沢浮遊選鉱場跡
こっけ~:「そして、その砕いて金銀を選別するのを機械で大々的に行ったのが、この北沢浮遊選鉱場だ」
今はツタがいい感じになっていて、ラピュタみたいなの!
こっけ~:「膨大な工業用水を処理するためにシックナーという水の再処理施設や、レンガ造りの火力発電所などもあったよ」
手で掘って、足で運んで、布で採っていた時代から大きな進化なの!
こっけ~:「まさにそれ、人類が獲得してきたほぼ全ての鉱山技術が見られるのが『佐度島の金山』の世界遺産推薦理由ってわけ!」
また「もろたび。」に来てほしいなの♪
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もろたべ ~金箔ソフトクリーム~
ってなわけで、佐渡島の金山について紹介したなの!
こっけ~:「一度問題があって受理されなかったけど、2024年の世界遺産委員会で登録されるといいな!」
2023年現在で登録されている、日本の世界遺産は下の記事にあるから、ぜひ見てほしいなの!
(2024年7月27日追記)
先程の世界遺産委員会で、『佐渡島の金山』の世界遺産登録が正式に決定したなの!!!!
こっけ~:「昨日パリ五輪が始まったけど、まさか最初に金を取るのが佐渡島になるとは」
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