読めば100倍面白くなる! 平成最後の夏の甲子園大会決勝戦!

読めば100倍面白くなる! 平成最後の夏の甲子園大会決勝戦!

 

モロのかいぬし、こっけ~です。いよいよ夏の高校野球も、明日が決勝戦!

ということで、【かいぬし手記】のように全編通してモロのかいぬしボクが語りますよー。

今回も予め断っておきますが、旅とは一切合切何も関係ありません

それでは、プレイボール!

 

※ 大会前に書いた記事はこちら。

 




 

 

記録ずくめの大会、決勝戦

 

まず、今回の夏の高校野球は、大会そのものが特別です。
正式名称・全国高等学校野球選手権大会は、今年がなんと第100回の記念大会!
大会には全国3781校が参加、一度でも負けてしまえばそこで夏が終わってしまいます。
そんな激闘を制して、21日の決勝に残ったのが、

 

秋田代表 金足農業

 

 

北大阪代表 大阪桐蔭

 

の2校です。
そして、この2校は、どちらが勝っても初の記録を成し遂げることになります。

 

 

 

 

秋田代表・金足農業のここがすごい!

準決勝の第一試合で西東京代表・日大三を破ったのが、秋田代表の金足農業です。

 

公立高校で、ベンチ入りメンバー全員が県内出身

 

私立校が席巻する近年の高校野球界。
前回の公立高校の選手権優勝は、『がばい旋風』を引き起こした佐賀北高校の11年前。
その前も、『奇跡のバックホーム』で有名な、松山商業の22年前。

更に、強豪校では当たり前のようになっている他県からの有力選手の入学ですが、金足農業はベンチ入りメンバー全員が秋田県出身。
私立高校や野球留学は決して悪いことではないですが、限られた環境の中で結果を残したことには脱帽します。

 

 

時代錯誤の? 野球スタイル

 

金足農業が近年の強豪校と違うのは、チーム編成だけではありません。
プロアマ問わず近年の野球では当たり前となっている選手の交代を、全く行っていないのです。
特に投手は疲れが溜まりやすいので二番手、三番手の投手に継投、もしくは先発に投げさせることが多いのですが、金足農業のエース・吉田輝星くんは、この夏一度もマウンドを離れていません。
しかも、吉田くんはヒットや四死球を出しながらも抑える、つまり球数が多いタイプの投手なので、ここまでも毎試合のように150球近く投げています。

それにも関わらず、ここぞとばかりにギアを上げて、大会記録に並ぶ4試合連続で2桁三振を奪うなど、素晴らしい結果を出しています。
故障と紙一重(実際に股関節を痛めているという報道もある)ですし、これを美談や模範にしてはいけないのですが、すごいという事実は揺るぎないです。
また、ワンマンチームかといえばそうではなく、3回戦の逆転3ラン、準々決勝の逆転サヨナラ2ランスクイズなど、チームメイトも全力で盛り立てています。

 

 

未だ優勝がない東北地方の高校


(Buzz Feed JAPANさんから引用)

100回を数える夏の選手権大会、さらには90回を数える春の選抜大会において、東北地方の高校は一度も優勝していません
東山道で東北地方の入り口とされる「白河の関越え」を目指して、過去11度決勝戦まで残りました。
しかし、ダルビッシュ擁する宮城県の東北高校も、菊池雄星擁する岩手県の花巻東高校も、三期連続で決勝まで進んだ青森県の八戸学院光星も、最後に力尽きました。
そして、秋田県勢が決勝戦に進むのはなんと103年ぶり、第1回大会以来なのです。
第100回大会で第1回以来決勝に進む秋田県勢が、東北地方の高校初の優勝に輝く・・・こんなできすぎたストーリーを、夢見たくなりますね。
(ちなみに北海道は、マー君こと田中将大 投手の駒大苫小牧が優勝しています)

 

 

個人的に注目選手ピックアップ・佐々木 大夢くん


(朝日新聞より引用)

金足農業で2番レフトを務める、佐々木 大夢くん。
1年生の頃にバセドウ病を発症し、一時は選手を諦めマネージャーにもなったんだとか。
しかし、体力が落ちやすいこの病気に負けず、今は金足農業の主将を務めています。
準決勝では先制点に繋がる送りバントをしっかり決めました!

 

 

 

 

北大阪代表・大阪桐蔭のここがすごい!

準決勝の第二試合で愛媛代表・済美を破ったのが、北大阪代表の大阪桐蔭です。

 

4ヶ月前にも日本一になった、平成最強の高校

創部は昭和最後の年・1988年と歴史が浅いにも関わらず、史上4番目に多い4度の選手権大会優勝。
この10年でも2008年、2012年、2014年と3度の日本一に輝き、勝率は8割超え。
プロ野球にも毎年のように選手排出している、文句なしに平成で最強の高校です。

直近の全国大会である、第90回記念選抜高等学校野球大会(春の選抜)でも優勝
昨年度も優勝していたので、史上3校目の春連覇となりました。

 

 

圧倒的な個の実力

大阪桐蔭の凄さは、なんといっても選手の能力の高さ!

1 柿木蓮(3年)U18日本代表、高校No.1投手
2 小泉航平(3年)高校No.1捕手
3 石川瑞貴(3年)中学日本代表4番
4 山田健太(3年)中学世界大会優勝
5 中川卓也(3年)U18日本代表
6 根尾昂 (3年)二刀流。U18日本代表
7 宮崎仁斗(3年)少年野球日本代表
8 藤原恭大(3年)高校No.1野手。U18日本代表
9 青地斗舞(3年)河南リトルシニア4番
10 横川凱(3年)中学日本代表。高校No.2投手。
11 井阪太一(3年)奈良西リトルシニア4番
12 飯田光希(3年)中学徳島No. 1捕手
13 宮本涼太(2年)次期主将。中学タイトル総ナメ
14 俵藤夏冴(3年)中学四国No. 1内野手
15 青木大地(3年)郡山リトルシニア4番
16 中野波来(2年)中学日本一投手
17 奥田一聖(3年)中学北海道内No. 1野手
18 森本昂佑(3年)中学で既に140キロ投手
記録員:小谷優宇(3年)中学で144キロ。中学日本代表

 

全国各地から高い実力を持った選手が集まり、まるでオールスター。高校野球界の梁山泊といっても過言ではありません。
今年のドラフトにも複数の選手が1位指名確実と言われています。

 

 

勝利への執念も最強!

昨年の春の選抜を優勝していたので、春夏連覇に挑戦した大阪桐蔭。


(産経ニュースから引用)

しかし、9回裏ツーアウトから、エラーによりサヨナラ負けしてしまいます。
(これについては言いたいことがいっぱいあるのですが、この場には書きません)
その時にエラーした中川選手が、今年の大阪桐蔭のキャプテンを務めています。
今年こそは絶対に勝つという思いは、北大阪大会の準決勝・履正社戦でも発揮されました。
1点差で負けている9回ツーアウトランナーなしから、粘って四球を選び、土壇場で逆転勝利しました。
その次の予選決勝では23対2と打ちまくって圧勝、無事に北大阪大会代表として出場を決めました。
負けていても冷静に試合を運び、勝っている時でも決して手を緩めない。
史上初の2度目の春夏連覇に向けて、決して胡座をかくことなく、貪欲に勝利を目指す執念があります。

 

 

個人的に注目選手ピックアップ・石川 瑞貴くん


(Number Webさんから引用)

準々決勝の浦和学院戦、6回の時点で6点リードしているにも関わらず、ヘッドスライディング。
準決勝では、済美に同点を許す悪送球をしてしまいますが、その直後の回、自らのバットで勝ち越しの2点タイムリー!
中学時代は日本代表の四番を打った選手が、泥臭く頑張っています。
さっき一つ上のところで書いたように、勝利への執念がすごい選手です!

 

 

 

 

史上初の東北勢優勝か、史上初の2度目の初夏連覇か

 

史上初めて、東北地方の高校として優勝を狙う金足農業と、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭。
県内出身者による公立と、全国から有力選手が集まる私立。
一人のエースが先発完投するスタイルと、継投によって選手を万全の状態に整えるスタイル。
この決勝戦はただの優勝を決める一戦ではなく、高校野球におけるイデオロギーの戦いとも言えるかもしれません。
もちろん、グラウンドの上で戦う球児たちにはそんな事情と関係なく、全力で戦ってもらいたいのですけどね。

 


(昔行った甲子園球場。また見に行きたいな)

 

この夏最も長く野球ができる幸せを噛み締めて、最後の1アウトまで最高の夏を彼らが送ることができますように。

 

 



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こっけ~:「140文字じゃ足りないと思って記事にしたら、軽く3000文字を越えてしまったー」

 

明日の決勝戦も、テレビで観戦するなの!

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