東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花なの! モロくんなの!
こっけ~:「主なしとて 春を忘れない、こっけ~ですー。先日は都内にある牛にまつわる神社を紹介ました」
今回は、日本全国にある有名な牛さんの神社を紹介するなの!
※ 都内の牛にまつわる神社はこちら。
旅をするタイプのホワイトタイガーなの! モロくんなの!こっけ~:「どう最近? モロのかいぬし、こっけ~ですー。今年は初詣に、」 こっけ~:「亀戸天神社へ行ったんだよね」 丑年だから、牛さんがいる神社を選んだなの!こっけ~:「というわけで、今回は都内にある牛に縁のある神社を四社紹介します!」 ※ 亀戸天神社の記事はこちら。 都内にある牛にまつわる神社 ★ 湯島天満宮(文京区湯島)まずは、都内でも有名な神社の一つ、湯島天満宮(湯島天神)さんなの!こっけ... 【丑年】東京にある牛さんの神社たちなの! - もろたび。 |
旅にはカメラを。
日本三大天神
こっけ~:「牛にまつわる神社といえば、都内編でも紹介した天神信仰のある神社・天満宮が日本各地にあるんだ」
その中でも、日本三大天神と呼ばれている3つの神社を紹介するなの!
★ 太宰府天満宮(福岡)
こっけ~:「まずは、学問の神様である菅原道真公が祀られている、太宰府天満宮だ!」
梅の名所としても知られているなの!
こっけ~:「天満宮ということで、こちらの境内にも撫で牛がいくつかいらっしゃいました」
えぐり込むように撫でるべしなの!
福岡ばり好いとうなの! モロくんなの!こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。ちかっぱうまかっちゃん!」今回は九州に上陸して、福岡編なの! 令和誕生の地・坂本八幡宮こっけ~:「かつて福岡県の大宰府は、アジア大陸との玄関口として発展していたんだ」ここはその名残の、大宰府政庁跡というところなの! こっけ~:「そしてその近く、大伴旅人の家で、梅花の宴が開かれた。そのことが万葉集の五つ目、梅花の歌三十二首の序文に、」初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香... 【福岡】令和誕生の地と、誰もいない世界遺産へ行ったなの! - もろたび。 |
★ 北野天満宮(京都)
こっけ~:「次に、京都にある北野天満宮! 学問の神様である菅原道真公が祀られているよ」
同じパターンなの!?
こっけ~:「撫で牛には合格したい大学と、その人の名前や住所が書かれた前掛けがかかっていたよ」
個人情報がダダ漏れなの!
そうだ京都行こうなの! モロくんなの!こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。前回の国内旅行記事では、年末に行った京都の世界遺産を載せたね」 相変わらずの弾丸っぷりなの。こっけ~:「でも、世界遺産以外にもたくさんのスポットへ行ったから、今回はそちらをご紹介!」さらにハードスケジュールなの! まだまだある京都の寺社仏閣 こっけ~:「世界遺産になっているもの以外にも、京都には素敵な寺社仏閣がいっぱいあるよー」というわけで、今回行った世界遺産以外のお寺や神社も紹介す... 【京都】世界遺産以外にも見どころ盛りだくさんなの! - もろたび。 |
★ 防府天満宮(山口)
こっけ~:「最後に、山口県は防府(ほうふ)市にある、日本最古の天満宮・防府天満宮だ」
他の2つに比べて、お参りする人は少なめだったなの。
こっけ~:「どの神社を日本三大天神は諸説あって、特に3番手争いは大混戦らしい」
池袋三大ハンバーグを思い出すなの!
おもしろき こともなき世を おもしろくなの! モロくんなの!こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。今回は中国地方の旅・山口編!」今回の旅で、一番たくさん見て回ったところなの! 山口県の見どころを紹介!★ 岩国岩国には有名な橋、錦帯橋があるなの!こっけ~:「東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並んで、日本三名橋の一つなんだってー」 ★ 山口市・湯田温泉こっけ~:「県庁所在地の山口市は、旧暦の七夕の日に行ったら山口七夕ちょうちんまつりがやっていたよー!」街中にちょうちんがい... 【山口】インスタ映え抜群? 昼も夜も食べ物も輝く県なの! - もろたび。 |
お気に入りの服で旅に出よう!
おまけ:天神じゃない牛の神社
★ 善光寺(長野)
こっけ~:「もう一つ、長野県長野市にある善光寺を紹介しよう」
ようやく天満宮のチェーン以外のところが来たなの!
こっけ~:「ここは牛を祀っているわけではないんだけど、牛が登場する伝承があるんだ」
昔、信濃の国、小県の里に心が貧しい老婆がいました。ある日、軒下に布を干していると、どこからか牛が一頭やってきて、その角に布を引っかけて走り去ってしまいました。女はたいそう腹を立てて、
「憎たらしい。その布を盗んでどうするんだ。」
などと怒りながらその牛を追いかけていきました。ところが牛の逃げ足は早く、なかなか追いつきません。そうする内に、とうとう善光寺の金堂前まで来てしまいました。日は沈み牛はかき消すように見えなくなりました。ところが善光寺の仏さまの光明がさながら昼のように老婆を照らしました。ふと、足下に垂れていた牛の涎(よだれ)を見ると、まるで文字のように見えます。その文字をよく見てみると
うしとのみおもひはなちそこの道に
なれをみちびくおのが心を
と書いてありました。女はたちまち菩提の心(仏様を信じて覚りを求める心)を起こして、その夜一晩善光寺如来様の前で念仏を称えながら夜を明かしました。昨日追いかけてきた布を探そうとする心はもうなく、家に帰ってこの世の無常を嘆き悲しみながら暮らしていました。たまたま近くの観音堂にお参りしたところ、あの布がお観音さんの足下にあるではないですか。こうなれば、牛に見えたものは、この観音菩薩様の化身であったのだと気づき、ますます善光寺の仏さまを信じて、めでたくも極楽往生を遂げました。そしてこのお観音さまは今、布引観音といわれています。これを世に「牛に引かれて善光寺参り」と語り継いでいるのであります。
※ 善光寺の公式サイトより引用
モロくんは現代っ虎だから、長い話は苦手なの。
こっけ~:「要約すると、牛に布を持っておばあさんが追っかけたら寺について、なんやかんやで仏教信仰に目覚めたという話だね」
こっけ~:「ここから転じて、思いがけない偶然で良い方向へ導かれるという意味の『牛に引かれて善光寺参り』というの諺にもなったんだとか」
かいぬしさんの場合は、『モロにひかれて世界一周』なの!
また「もろたび。」に来てほしいなの♪
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というわけで、今回は日本三大天神について紹介したなの!
こっけ~:「来年は寅年・・・。虎にまつわる神社なんて行ったっけなぁ」