【日常短編小説】ある日の4人 ~12月~

【日常短編小説】ある日の4人 ~12月~

 

こんにちはなの! モロくんなの!

こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。土曜日は小説の日~」

ちょっと過ぎちゃったけど、クリスマスのお話なの!

 

※ これまでの小説はこちら

 

 

 

 

 

ある日の4人 ~12月~

 

 

 

 

 

 

「今日も冷えるな」
わ! びっくりしたー、涼子ちゃんかー」
「驚かせるつもりはなかったのだが、すまない、葵」
「ううん、いいよー。でも涼子ちゃん、なんかあまり元気がないねー」
「うむ、こうも寒くては覇気も出なくてな」
「今日も寒いもんねー。昨日降った雪がまだだいぶ道端に残ってるしー」
「昨日は結構降ったな」
「♪ゆ~きやこんこん~ あられやこんこん~ ふってはふってはずんずんつもる~」
「これ以上降られるのは困るな。早く教室に入りたい・・・・・・」
「学校まで走るー?」
「いや、やめておこう。路面がところどころ凍結していて危険だ」
「あ、ホントだ、凍ってるー」
「葵はあまり寒くなさそうだな」
「そう? やっぱりたくさん着てるおかげかなー」
「なるほど、重ね着か」
「うん。ウィンドブレーカーの下にブレザー、カーディガン、セーター、トレーナー、Tシャツ、キャミソール・・・」
「・・・・・・いささか多過ぎではないか?」
「でもそのおかげで寒くないよー。少し動きにくいけど」
「それはそうだろう。それだけ着ればかさばる」
「あやめちゃんだったらこんなに着なくてもへっちゃらかもねー」
「元気の塊のような人間だからな、あやめは。雪が積もってるのを見たら一目散に外へ飛び出しそうだ」
「あはは、『♪あやめちゃんは よろこび~ にわ かけまわり~』だね!」
「あ、葵ちんに涼子ちん、おはよ~・・・・・・」
わぁ! ・・・・・・あやめちゃんか! びっくりした~」
「噂をすればなんとやら、だな。ところであやめ、いつもの元気はどうしたのだ?」
「さ、寒すぎて、元気なんて出ないよ~・・・・・・」
「む、予想外だ」
「今涼子ちゃんと、あやめちゃんは雪遊びがスキそうって話してたんだよー」
「雪遊び・・・? 昔は好きだったけど、この歳になってはもう辛いよ~・・・・・・」
「高校1年生にしては発言が年寄りくさいな」
「にゃはは、は、はぁ・・・・・・」
「あ、あやめちゃんしっかり!」
「葵ちん、あたしはもうダメだ・・・・・・。あたしを置いて先に行くんだ・・・・・・」
「そっかー、じゃあ古川先生に欠席って伝えとくねー」
ちょ~っと待ったぁ~! そこは『あやめを置いていくものか!』って言うパターンでしょ~!」
「そーなの?」
「あやめ、見捨てられたな」
「ほら葵ちん、テイク2行くよ~。アクション!」
「はへ?」
「葵ちん・・・・・・あたしを置いて先に行くんだ・・・・・・」
「えーっと、あ、あやめちゃんを置いていくものかー
「葵、台詞が棒読みだ」
「もういいよ葵ちん・・・・・・ぐすん」

 

 

 

「暖かい! 生き返る~!」
「年寄りくさいぞ、あやめ」
「だって教室暖かいんだもん~。あ、美沙ちんめっけ! おはよ~!」
「おはよう、あやめ。涼子と葵もおはよう」
「うむ、おはよう」
「おはよー!」
「あやめ、死にそうな顔してるわよ」
「だって寒すぎるんだもん~、こたつで丸くなりたい~・・・・・・」
「どうやらあやめは庭駆け回る犬ではなく猫の方だったようだな」
「にゃ?」
「そういえば言葉も猫だったか」
「ところであやめ、ちゃんと英語の宿題やってきた? あなた今日の和訳あてられる番よ?」
にゃ!? 忘れてた・・・・・・」
「そんなことだろうと思ったわ」
「・・・・・・美沙ちん~」
「自分でやりなさい」
「・・・・・・まだ言ってないのに」
「1時間目が始まるまでまだ時間があるわ。・・・・・・ほら、手伝ってあげるから」
「さっすが美沙ちん、なんだかんだでやっさすぃ~!」
「褒めても全部は教えないわよ。ほら、さっさと教科書とノートを出す」
「そういえばもうすぐ期末テストだな」
「あ、そうだったー・・・・・・」
「む、どうした葵?」
「1学期は赤点ギリギリだったから、ダイジョブかなって思って・・・」
「ふむ、それではまた今回もみんなで勉強会をするか」
「さんせ~い! あたし鍋がいい!」
「あやめ、パーティーじゃない! 真面目にやらないと手伝わないわよ」
「うぅ、美沙ちんスパルタ~・・・・・・」
「勉強会、ボクも賛成! 前も助けてもらわなかったら赤点で夏休み補習だったかもしれないしー・・・・・・」
「うむ。私も英語だけは苦手なのだ。前に葵が教えてくれた単語の暗記方法は役に立った」
「ホントに? よかったー」
「あぁ、あのダジャレの暗記ね。まぁ確かに記憶には残ったわ」
「葵ちんダジャレの才能あるよ~!」
「あはは、そうかなー?」
「では今回も勉強会を開こう。場所は前と同じく、スター夏味堂ではどうだ?」
「だいさんせ~い! 鍋もいいけど、菜摘さんのケーキも美味しいもんね~!」
「さっきから口は動いてるけど手が進んでないわよ、あやめ」
「うぅ、鬼コーチ・・・・・・」
「でも期末テスト終わったら冬休みだねー」
「あぁ。みんなと学校で会えなくなってしまうな」
「だったら学校の外で会えばいいじゃない?」
「じゃあみんなでクリスマスパーティーしようよー!」
「あたしも葵ちんのアイディアに賛成~!」
「葵、あなたクリスマスに中田君と一緒に過ごさなくていいの?」
「えー、なんでー?」
「なんでって・・・・・・。だってあなたたち付き合ってるでしょう?」
「うん。でも別にクリスマスはまだ約束してないしー」
「言ってないだけで向こうはそのつもりだと思うけど」
「そーかな? でもボク、みんなとクリスマスパーティーしたい!」
「さすが葵ちん! 彼氏よりも友情を大切にしてる! ・・・・・・だけど」
「はへ?」
「さすがに翼っちを差し置いてあたしたちとクリスマス一緒に過ごすのは問題かにゃ~」
「そうね、さすがに中田君が可哀想だわ。私たちのクリスマスパーティーはイブ以外の日にしましょう」
「そだね~、美沙ちんも雅志っちと過ごしたいだろうし~」
な、なんでそこで雅志が出てくるのよ!
「え? 違うの~?」
「ち、違うわよ!」
「な~んだ、てっきり二人で熱い一夜を・・・って美沙ちん、目が! 目が怖いよ!
「・・・・・・話を戻すが、私も賛成だ。場所は―――む、古川先生が来てしまった」
「仕方ないわね、また後で話し合って決めましょう」
「がってんでい! ・・・ってあっ! 和訳の宿題全然やれなかった~!」
「自業自得よ」

 

 

 

「「「「「「「メリークリスマス!」」」」」」」
「早くケーキ食べようよ~!」
「あやめ、ケーキはデザートにしましょう」
「それにしても今日のクリスマスパーティーは賑やかだな」
「うん、いつもより人数多いしねー。7人もいる!」
「葵の妹の・・・瑞希ちゃん、だったかしら? おうちにお邪魔してごめんなさいね」
「いいえー! お姉ちゃんのお友達の方と仲良くなれるなんて楽しいですよ、ねぇ? 美咲」
「はい! パーティーは人が多いほど楽しいです・・・・・・けど」
「美咲ちゃん、どーしたのー?」
「いや、その・・・・・・お兄ちゃんもいるなんて、びっくりです・・・・・・」
「悪かったな、美咲」
「まさか葵の妹の瑞希さんが、中田君の妹と友達だったとはな」
「翼っちも幸せ者だね~、美女6人に囲まれてパーティーだなんてさ~」
「・・・・・・俺は、葵一筋だ」
きゃ~! あたしもそんなこと孝幸に言われてみたい~!」
「あやめ、中田君が困ってるわよ」
「翼・・・・・・。パーティーに誘ったりして迷惑だった・・・・・・?」
「そ、そんなことないぜ。嬉しいよ」
「お姉ちゃん、いい彼氏持ったね~」
「でしょー、でも渡さないよー!」
「葵さん、よかったんですか? 私のお兄ちゃんなんかが彼氏で」
「なんかとはなんだ!」
「えー、翼はすごくいい人だよ、美咲ちゃん。翼はボクのことすごく大切にしてくれるし、すっごく優しいんだからー」
「・・・・・・聞いてるこっちが恥ずかしくなるわね」
「・・・・・・うむ」
「昨日のクリスマスイブのデートも楽しかったよねー、翼?」
「え? あ、えっと・・・・・・い、いただきます!」
「も~、翼っちったら照れちゃって~・・・って、にゃにゃ!?
「あ、それは! 待って中田君・・・!」
うぐっ!?
「お兄ちゃん、どうしたの!?」
「遅かったわね・・・・・・」
「翼、ダイジョブ?」
げほっ! な、なんだこれは!?」
「翼っち、よりによって涼子ちんの手料理食べちゃったか~」
「本多の手料理・・・?」
「え、えっと・・・・・・。涼子さんは何を作られたのですか?」
「今日は瑞希さんと美咲さんの二人がいるからな、中学生の二人が好むようにと甘い味付けにしてみたんだが・・・・・・」
「は、ハンバーグをですか?」
「・・・・・・変だったか?」
「やっぱり涼子ちんの手料理はとんでもないねー!」
「いつもながら、悪意がないからこそ葵の発言は悪質ね」
「だね~。涼子ちん、どんまい」
「お姉ちゃんがいつもご迷惑をおかけしているようで、すいません・・・・・・」

 

 

 

「ごちそうさまでしたー!」
「にゃは~、やっぱり菜摘さん率いるスター夏美堂のケーキはサイコー!」
「うむ、また今度行った時にお礼を言わないとな」
「あ、そうだ! プレゼント交換しようよー!」
「そうだったわね。瑞希ちゃん、美咲ちゃん、中田君も準備してきたのかしら?」
「はい、ちゃんと買ってきましたよー!」
「私もです!」
「俺も持ってきたぜ」
「よ~し、それじゃあ始めよ~!」
「いつ止めるのかしら?」
「なら俺が腕時計のアラームで30秒測るよ」
「ありがとー、翼! それじゃプレゼント交換、開始!」
「ふむ、誰のプレゼントが来るだろう?」
「私のプレゼント、気に入ってもらえるかしら?」
「何が来るかにゃ~?」
「ドキドキするね、瑞希!」
「そうだね、美咲! まだかなー?」
「鳴った! ストップ!」
「では順番に開けていきましょう」
「じゃああたしから行く! これ誰の~?」
「あ、私です!」
「美咲ちんのか~、なんだろ? ・・・あ!」
「あやめちゃん、何が入ってたー?」
「ガラスのコップ! きれい~!」
「高校生の方が来るって聞いて、何にすればいいかわからなくて・・・・・・。気に入っていただけましたか?」
「うん! ありがと美咲ちん~! さっそく家で使うよ~!」
「じゃあ時計回りに発表していきましょうか、次は私ね。これは誰のプレゼントかしら?」
「私のです!」
「瑞希ちゃんのね。何かしら、楽しみだわ」
「・・・・・・ねぇねぇお姉ちゃん」
「んー? 何、瑞希。そんな小さな声で」
「美沙さんってさ、どんな性格の人?」
「そうだなー、簡単にいえば真面目で大人な人かな」
「あちゃー・・・・・・。まずいもの贈っちゃったかも」
「あら? これは・・・・・・!」
「どしたの美沙ちん~? ・・・・・・にゃはははは!」
「美沙、中身は何だったのだ?」
「・・・・・・サンタのミニスカートの衣装」
「美沙ちん、着てみてよ~!」
「な、いやよこんな丈が短いスカート!」
「ごめんなさい・・・・・・。やっぱりふざけすぎましたよね・・・・・・」
「あ、瑞希ちゃん、違うのよ。すごくユーモアがあって面白いと思うわ」
「だったら美沙ちん、せっかくもらったんだから着てあげなよ~」
「あやめ!」
「美沙ちゃんはスタイルいいからなんでも似合うよー」
「このようなパーティーの席だ、たまには羽目を外してはどうだ?」
「そんな、涼子まで・・・! ・・・・・・わ、わかったわよ! 着ます! 着ればいいんでしょう! 葵、隣の部屋借りるわね」
「わぉ、美沙ちゃんのコスプレ姿が見れるなんて~! あ、葵ちん。翼っちが美沙ちゃんに惚れちゃうかもよ~」
「お、俺はそんなこと・・・・・・」
「翼ならダイジョブだよー」
「・・・・・・お姉ちゃん、すごい自信」
「お兄ちゃん! 葵さんという素晴らしい彼女がいるのに浮気したら絶対に許さないからね!
しねぇよ! ・・・信用ねぇな、俺」
「美沙ちんのコスプレ姿に、翼っちの愛情が今試される! 美沙ちんのフェロモンを乗り越えられるのか! はたして結果やいかに!」
「あやめ、美沙に聞かれたら殺されるぞ」
「にゃはは、鬼のいぬ間に洗濯ってことで~」
「・・・・・・聞こえてるわよ、あやめ」
「にゃ!?」
誰が鬼ですって! 人がいないのをいいことに言いたいこと言ってくれちゃって!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「ど、どうしたのよみんな・・・・・・」
「いや、美沙。その姿でそのようなことをいっても説得力がないというか・・・・・・」
「美沙ちゃん、すごく似合ってるよー!」
「美沙さん、素敵です・・・!」
「えぇ? あ、ありがと・・・・・・」
「あ、お兄ちゃん! 美沙さんに視線釘付けじゃない!」
な!? み、美咲! 違うんだ! これは、その・・・・・・」
「まぁモデル体型の美沙ちんがサンタのコスプレ衣装を着たら、男なんて誰でも虜になっちゃうよね~」
「翼・・・・・・」
「ち、違う! 信じてくれ、葵!」
「翼っち、吐け、吐くんだ~。正直にいえば、罪も軽くなるぞ・・・・・・」
「あ~や~め~!!」
「にゃ!? この声は美沙ちんの怒りマックスモード!」
「お、落ち着くんだ美沙。とりあえずここに座って次へ行こう、次へ。今度は私の番だな」
「・・・・・・パーティーが終わったら、あやめ、覚えてなさい」
「ひぃっ!」
「ふむ、私の持っているのは誰からの贈り物だ?」
「あ、ボクだよー!」
「葵のか。さて、いったい何が入っているのだろう」
「またコスプレ衣装だったりして~」
あやめ!!
「じ、冗談だよ~・・・・・・」
「涼子さん、お姉ちゃんのプレゼントなんでした?」
「これは・・・・・・エプロン?」
「にゃ? 葵ちんにしてはフツーのチョイス・・・・・・」
「期待が裏切られたわね」
「うん、エプロン! お店にプレゼント買いに行ったら、面白いエプロンがあってー」
「面白い?」
「うん、あやめちゃんに相談したらクリスマスプレゼントは面白いものを買うんだよって言われてさー」
「そういえば『どんなの買えばいいの?』って葵ちんに聞かれたときにそんなこと言った気がするにゃ」
「ん、エプロンの表に、文字? ・・・・・・これは」
「どしたの~? 涼子ちん?」
「なんて書いてあるのかしら。・・・・・・あら」
「美沙さん、なんて書いてあるんですか?」
「読むわよ。『我こそ、天才料理人』」
「「「・・・・・・・」」」
「な、なぜみんないっせいに黙るんだ!」
「さ、さすが葵ちん・・・・・・」
「やっぱり期待を裏切らないわね・・・・・・」
「私たち7人でプレゼント交換したのに、涼子さんに渡るだなんて・・・・・・」
「お姉ちゃんには神様が着いているのよ、笑いの神様が」
「・・・・・・葵、ありがとう。これを使って料理の練習に励むぞ」
「うん、ガンバってねー!」
「それでは、次は美咲さんね」
「はい。このプレゼントは・・・?」
「・・・・・・俺だ」
「「「・・・・・・」」」
「兄から妹へ、素敵な兄弟愛! なんちって~」
「美咲、翼さんのプレゼント何~?」
「えっと、中身は・・・・・・」
「・・・・・・ぬいぐるみだ」
「・・・・・・あ、ありがとう、お兄ちゃん」
「・・・・・・おぅ」
「「「・・・・・・」」」
「・・・・・・あ、えーっと、次は私が行きます!」
「え? あ、そうね、次に行きましょう。瑞希ちゃんのプレゼントは誰のかしら?」
「にゃは、あたしで~す!」
「あやめか。しかしずいぶん包みが小さいな」
「一体何が入っているんだろー? えーっと・・・・・・え? チューイングガム?」
「あやめ! あなた、プレゼントがガム一つってどういうこと!?」
「ま、待って! それは特別なガムなの~! 瑞希ちん、一枚取ってみて~!」
「え? あ、はい。・・・・・・うわぁ!!
「瑞希、どうしたの?」
「にゃはは、瑞希ちん、美咲ちんにも一つ分けてあげなよ」
「あやめさんのプレゼント、こういうことだったんですね! はい、美咲!」
「え? うん・・・・・・きゃあ!!
「ど、どうした美咲!?」
「な、なんかガムを取ろうとしたら指にビリビリってきて・・・・・・」
「にゃはは! なんとそのガムは取ろうとすると電流が流れるのだ~!」
「で、電流?」
「そ。美沙ちんも一回やってみてよ~」
「え、えぇ。・・・・・・きゃっ、何これ!」
「クリスマスプレゼントは面白いものを買うべきだ~、ってことでジョークグッズです~」
「あやめさん、ありがとうございます! クラスのみんなにも試してやろーっと!」
「やはりこういう場になるとあやめの独壇場だな」
「本当ね。さて、次の葵が持っているプレゼントは私からのものなんだけど、なんのひねりもない物だわ」
「ボクが持ってるのは美沙ちゃんのプレゼントかー、なんだろ? ・・・・・・ん、箱が出てきたー」
「開いてみて」
「わ! 音が流れたー!」
「オルゴール、だな」
「えぇ。他に思いつかなくて普通のものだけど」
「ホントだー! フツー!
「お、お姉ちゃん・・・・・・」
「あ、すごく嬉しいよー! 箱の見た目もとってもおしゃれだしー!」
「そう言ってもらえると嬉しいわ」
「さて、最後は俺の番だな。残っているのは・・・・・・」
「私が買ったものだ」
「本多のか。一体何だろ」
「涼子ちんが選ぶ物ってなんだろう、わくわく」
「贈る相手がわかっていれば選びやすかったのだが、不特定の人物に何をあげればいいか迷ってな。誰でも使える実用品にしてみた」
「翼、何が入ってたー?」
「・・・・・・シャーペン、ボールペン、ノート、その他文房具いろいろ」
「「「・・・・・・」」」
「・・・・・・涼子ちん、らしいね」
「・・・・・・えぇ」
「・・・・・・あ、ありがとうな、本多」
「ぜひ勉学に役立ててくれ」

 

 

 



また「もろたび。」を読んでくれたら嬉しいです。
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会話文だけで7人も出てきたら、誰がしゃべってるかわからなくなるなの!

こっけ~:「もう8年前くらいに書いたやつだから、自分でもちょっと混乱」

 

 

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