【単発小説】ある日の乱闘騒ぎ

【単発小説】ある日の乱闘騒ぎ

 

こんにちはなの!モロくんなの!

こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。土曜日は小説の日!」

今回は単発の小説なの!

 

 




 

 

 

あの時、あたしがトイレに行っていなければ。
そしたら孝幸が殴られることはなかっただろう。
私は孝幸の顔を見た――見上げた。
身長差のためあたしの上にある孝幸の顔は、この低い位置から見てもそれは痛々しく腫れていた。
切れた唇の端は血が固まり、目の周りには青あざ。
「なんでそんなにぼっこぼこにやられちゃうかにゃ~」
あたしの呆れた声が口をついて飛び出した。
「なんでだ、ろうな」
孝幸は口を押さえながら答えた。おそらく喋ると切れた唇が痛むのだろう。
「・・・・・・バカみたい」
あたしは10分前のことを思い出す。

 

 

 

 

ある日の乱闘騒ぎ

 

 

 

 

「おっまたっせ~!」
あたしがトイレから孝幸の待つフードコートに戻ってきたその瞬間、孝幸が殴られている光景に出くわした。
後ろに吹っ飛ばされた孝幸は、そこにあった机と椅子を巻き込んで盛大な音を立てて倒れる。
突然の出来事にあたしがぽかんとしていると
「あ? 何お前? よっえー!」
孝幸を殴り飛ばした男が、自分の右手を見ながら下品な声で大笑いしていた。
倒れ込んだ孝幸の元に一人の男の子が駆け寄り、なぜか「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝る言葉を連呼している。
あたしは何が起きたか事態を把握するために、一番最初から考えることにした。
「え~っと」
今日、あたしはクラスメイトで幼馴染みの孝幸と買い物に来た。
二人っきりで休日に繁華街・坂江で買い物、と聞けば豊徳市の学生のよくあるデートプランだが、あたしたちにとっては日常の延長線だ。
あたしが前日の夜に明日着ていく服で悩むこともなければ、孝幸が美味しいお店を調べたりすることもない、ただの買い物。
そんなわけで坂江に二人で来て、テキトーに買い物を済ませ、お腹が減ったのでフードコートでテキトーご飯を食べ、そしてあたしが一人でトイレに行って。
でもって戻ってきたら孝幸が殴られていた、と。簡単に言えばそういう話である。
「いやいやいや、どういう話だよ~、ソレ」
あたしは自分で自分につっこんだ。フードコートはご飯を食べる場所であり、決してベルトを賭けて防衛戦をする場所じゃない。
周りにいる他のお客さんが、恐る恐る遠巻きにしながら一連の騒動を眺めていた。
もしもこれが部外者のいざこざならあたしも傍観してるけれど、さすがに十六年来の幼馴染みが殴られてるのに黙って見過ごすわけにもいかないので
「たっかゆき~、何やってんの~? 街中で派手に暴れちゃったりしちゃダメでしょ~?」
あたしは孝幸のもとへと向かった。あくまでもいつもの口調で。
殴り飛ばされた後、倒れたまま微動だにしない孝幸だったが、あたしの声を聞くと反応を見せた。
「なんだ、あやめか」
「そう、あやめだ。・・・・・・じゃなくて~。一体何があったのさ? 喧嘩したら相手にちゃんと謝らなきゃダメでしょ~」
すると、先程孝幸に駆け寄っていた男の子(推定13歳)が会話に割り込んだ。
「ち、違うんです。ぼくがあの人に、ジュースをこ、こぼしちゃって、この人は、ぼくを守ろうとしてくれて、それで、あああ! ぼくのせいで! ごめ――」
「やめろ」
孝幸は低い声でつぶやいたのに、少年はびくっとして叫ぶのをやめた。
「悪いのは、君から金を奪おうとした、あそこにいる男だ。君が謝ってはいけない」
「あれれえ? あれれれれえ?」
後ろから、気持ちの悪い声が聞こえた。あたしがそっちを向くと、そこには・・・・・・まぁ予想通り、さっき孝幸を殴った男が、こっちを指差していた。
男は高校生だろうか、おそらく背は180cmを超えているのだけど横にも大きいので、高いというよりは、デカい。
大きく髑髏がプリントされたTシャツに、緑のメッシュが入った茶髪、耳やら鼻やらにピアスの群れ。趣味、悪い。
「な~に言っちゃってんの? 一発殴られただけで頭、おかしくなっちゃったあ?」
そしてまた下品な笑い声。大きく開けた口の中の舌にもピアスを発見。この人、飛行機に乗るときは空港の検査で大変だろうな。
孝幸の横で男の子が震えている。あたしはさっき孝幸が巻き込んで倒した椅子と机を直す。そして孝幸は
「おかしいのは、そっちだろ?」
言い放った。するとまるでその言葉が呪文だったかのように、ピアス男はぴたっと動きを止める。
「あ? お前、なんか言った?」
さっきまでの下品な笑い声とは全然違う、低くて冷たい声。周囲の空気が数度下がったかのようだ。”静寂”という名の音が聞こえる気がした。
ピアス男の声を聞いた全ての人間が硬直する中、例外が若干2名いた。
「聞こえなかったのか? おかしいのは、そっちだろ?」
例外のうち1名が、男の疑問文に対して的確な回答を返した。
「あ~あ、素直に大人しくしとけばいいのに~。馬鹿正直なんだから、孝幸は」
残りの1名―――私は、のんびりと的確な感想を述べた。
刹那、ピアス男が動いた。一瞬で距離を詰めると、右腕をしならせ、孝幸の顔へ。
孝幸はまたも後ろに吹っ飛び、今度は柱にぶつかった。そのままずるずると背中がずり落ちる。孝幸ったら、わざわざ吹っ飛ぶことないのに。
「あひゃひゃ! なんだよこいつ、生意気な口叩くくせによえー!」
ピアス男が下品に笑う。そして
「おい、ガキ。早いとこクリーニング代出さねえと、そこの正義ぶった兄ちゃんが死んじまうぜえ?」
男の子へ近付く。男の子は膝ががたがた震え、今にも崩れ落ちそうだ。
「払ってはいけない」
しかし、ピアス男が男の子のもとへ着く前に、孝幸はすくっと立ち上がった。2発殴られた者とは思えないほどの、自然な動作。唇から出血しているけど、平然としている。
「およよ? こいつまだくたばってなかったか。そのままおねんねしとけばこれ以上殴られずにすんだのに、なあ!」
立ち上がった孝幸へピアス男は突進、今度はみぞおちに拳を叩きこんだ。
“く”の字に折れ曲がる孝幸。孝幸はそのまま崩れ落ち――なかった。あ、もう吹っ飛ぶのやめるんだ。
「まったく、何発殴れば気が済むんだろうか」
「こ、こいつ!?」
孝幸は淡々と呟いた。ピアス男に言っているというよりは、むしろ独り言のような感じで。
しかしピアス男のプライドは相当傷付いたのだろう。ノーガードの相手に3発ぶち込んだのに、相手は平然としているのだから。
「・・・・・・てめえ、なんで殴り返してこねぇんだ」
「簡単なことだ。人を傷付けることなど無意味だからだ。僕がここで殴り返せば、僕も君と同じになってしまう。だから手を出さない」
投げかけられた質問に、またも馬鹿正直に答える孝幸。
「て、てめえ!」
ピアス男がパンチ。孝幸の顔にヒット。しかし首から上が動いただけで、肩から下は動きもしなかった。
「っつーか、なんで避けさえもしねぇんだよ」
「簡単なことだ。避ければ君は逆上して暴走、周囲の他の人が被害を被る可能性がある。だったら僕だけが攻撃を受けていればよい」
どうせそんなことだろうと思った。孝幸があれぐらいのパンチで吹っ飛ぶわけないんだし。でも
「だったらさっさと降参してその場を収めればいいのに・・・・・・」
あたしは呟いたが、戦っている二人(一人は戦意ないけど)には聞こえなかった。でも隣にいた男の子には聞こえたらしい。
「あ、あの! あなたはあの人の、お知り合いさんですか?」
「あたし? そだけど~」
「と、止めなくていいんですか?」
あたしは男の子の方に向いて、あっさりと答える。
「だってあたしが何か言ったところで、孝幸が聞くわけないもん」
「でも、このままじゃあの人がやられてしまう・・・・・・。どうにか止める方法は・・・・・・」
男の子が泣きそうになってきた。別にほうっておいてもよかったのだけど、あたしはとっておきのカードを切ることにした。
「しょうがないにゃ~。あたしが終わらせてあげるよ~」
すると男の子は驚いた表情であたしを見る。
「え!? そんなことできるんですか?」
「まあね~」
「もしかしてあなたは、見た目の割にめちゃくちゃ強いとか!?」
「まっさか~」
「え? ならどうやって・・・・・・」
「ま、見ときなさい~。あ、あと」
あたしは男の子の方へ振り返る。
「『あの人がやられてしまう』って言ったけど、そんなことあるわけないよ~」
「え・・・?」
ぽかんとする男の子にあたしはひらひらと軽く手を振ると、孝幸とピアス男の間へとすたすた歩いて行った。
「そこのお二人さ~ん。そろそろやめといた方がいいよん?」
「あ? なんだお前? ・・・・・・こいつの妹か?」
「むきー! 妹じゃない!」
「妹じゃないってことは・・・・・・まさか娘!?」
「なんでやねん!」
あたしはピアス男につっこんだ。孝幸といるといつも兄妹に間違われるけど、まさか親子と間違えられるとは。
「あたしは孝幸の同・級・生! お・な・い・ど・し!」
「ひゃひゃひゃ! うっそつけ~! そんな小さいくせに」
「小さい言うな~! そこそこ気にしてるんだから!」
よし、前振りは完璧だ。そろそろ作戦を決行するとしよう。
「さっさとどっか行け! しっしっ! あんたみたいな気持ち悪い顔の男見てると吐き気がする!」
ぱきん。
周囲の空気にひびが入った音がした。さっきまで笑っていたピアス男の眉が、ぴくっと揺れる。
「あ? てめぇ、なんつった?」
「あれ~? 顔だけじゃなくて耳まで悪いの~? かわいそ~!」
私は腕組みして、嘲笑う。
「こんのやろおお!!」
ピアス男があたしに向かって突撃してきた。鼻のピアスが揺れる。後ろに引かれた右手が前へと振り出され、スピードを載せた拳があたしへ一直線へ向かい
ばしっ。
肉と肉がぶつかり合う音。
あたしにあたる直前で、その拳は止められた。
「・・・あ?」
ピアス男が自分の拳、その拳を受け止めた掌、そしてその指の主である孝幸を順番に見た。
もしこのピアス男が真に強い人だったら、今ので孝幸の力量を見破り、今のうちに降伏していただろう。
「てめえ・・・・・・邪魔すんな!」
しかし残念なことに、ピアス男は中途半端な実力の持ち主だったらしい。空いている左手で、再度あたしに向かって攻撃を試みた。そして。
ばしっ。
再度孝幸の掌に止められることとなった。
たった今ここに来た人がいたとしたら、あたしを挟んでピアス男と孝幸が両手を合わせて固まっているのを見て謎に思うことだろう。
もしかしたらあたしを取り合う男たちに見えるのかも。あたしったら罪深い女~。
なんちって。
「な、な、な・・・・・・」
ピアス男はパニクっていた。未だに何が起きたかわかっていない様子だ。
それもそうだ。あたしをめがけた拳の勢いは、孝幸の掌で一瞬のうちに相殺されたのだから。
簡単に言ったが、それにはかなりの技術を要する。少しでも止める側の力が強ければ自分が前のめりになってしまうし、ましてや弱ければ止めることなど叶わない。
相手の攻撃の軌道を見切るのはもちろん、相手の攻撃の力も一瞬で判断し、自分の力を相手のそれと全く同等に制御する。
その上で真正面から対すれば、一瞬のうちに攻撃は相殺されてしまい、相手は突然動きを止めた自分の腕に戸惑うこととなる。
もっとも孝幸はいちいちそんなことを考えてやっているのではなく、本能のまま行動したのだけど。
「たっかゆき~」
あたしは組み合う二人の間で後ろを振り向いた。ほとんどあたしの頭上の位置で、ピアス男と両手で組み合っている孝幸。
「いい~?」
あたしの問いに孝幸は一瞬躊躇したが、頷いた。
「にゃは、やった!」
それを見たあたしは、もう一度振り返って今度はピアス男の方を向いた。思考停止したまま固まっているピアス男は、下から見てもやっぱりデカい。だけど
「ひっさ~つ!」
弱点はある。左足を一歩引くあたし。そして右足でジャンプし、空中で左足を下げる。その反動を使って右足を思いっきり
「飛燕連天脚!!」
ずどん。
男の人の大切なところを蹴り上げる。かいしんのいちげき!
「のひゃっ!?」

きゅうしょにあたった!

ピアス男は外見から想像もつかないようなソプラノボイスで悲鳴を上げた。
そしてそのまま天井を見上げながら、膝を床につく。

こうかはばつぐんだ!

ぐらりと体が倒れてきたので、あたしはつぶされないようにバックステップで避難した。
ピアス男が前のめりに崩れ落ちる。巨体が倒れるのにふさわしく、派手に地面へと打ち付けられる音がした。顎、痛そ~。
「敵将、討ち取った~。にゃは☆」
あたしは決めポーズを作った。決まった!
「にゃは、じゃないだろ」
後頭部に軽いチョップが入った。あたしが頬を膨らませながら軽く睨むと、孝幸は
「あやめにはわからないかもしれないけど、これ本当に痛いんだからな。ちゃんと彼に謝りなさい」
幼子に言い聞かせるような口調であたしに説教をする。
「にゃ!? さっき孝幸、いいって言ったじゃん!」
「いいだなんて一言も言ってない。頷いただけだ」
「同じだよ~! あたしが何をしようとしてたか、わかってたくせに~!」
「それとこれとは話が別だ。彼に謝りなさい」
あたしと孝幸が口論をしているとまだ息があった、じゃなかった、まだ意識のあったピアス男が床から恨めしそうに見上げながら
「お前・・・・・・。手を出さないんじゃなかったのか?」
声を絞り出すようにして孝幸に尋ねた。すると孝幸はなんでもないことのように
「君の攻撃対象が僕自身だったらね。でも対象があやめなら話は別だ」
「くそっ・・・・・・こいつ、シスコンだったのか・・・・・・」
そしてピアス男は息を引き取った、じゃなかった、意識を失った。
「だ~か~ら~! 妹じゃないっての!」
「あやめ、意識を失うほど蹴り上げるなんて、ひどすぎるぞ」
「だからあれは孝幸が頷いたから~!」
あたしと孝幸が再びぎゃあぎゃあ口論を始めようとした時、またも割り込みが入った。
「あの、すいません!」
「にゃ?」
それは最初からいた男の子だった。孝幸が微笑みかける。
「無事でよかったね」
「はい! 助けていただいてありがとうございました! それと・・・・・・」
男の子は孝幸からあたしに向き直ると
「さっきは『まっさか~』とか言いながら君、ホントはめちゃくちゃ強いじゃんか!」
あたしの両手を取ると、熱のこもった口調で話しかけてきた。
「にゃ!? ちょ、キミ、ちゃんと状況見てた? っていうかなんで急にタメ語?」
「え? 君、僕より年下じゃないの?」
「違わい! それにあたしは孝幸に舞台をお膳立てしてもらった上での攻撃であって・・・・・・」
すると今度は彼は孝幸の方を向いて
「孝幸さん、と言うのですね! いえ、今日からはお義兄さんと呼ばせて下さい!」
「おにいさん?」
首を傾げる孝幸。でも男の子は意に介さず興奮した口調で続ける。
「妹さんの勇気溢れる行動に心打たれました! お義兄さん、ぼくに妹さんを下さい!」
「だから妹じゃないって~の!」
ずどん。
「きゃうっ!?」
「あ」
つうこんのいちげき! きゅうしょにあたった! こうかはばつぐんだ!
「・・・・・・あやめ、何てことを」
「・・・・・・ごめん、つい」
ピアス男の横に並ぶように、男の子が倒れた。

 

 

 

その後、周囲の誰かが連絡したのか、今更ながら警備員がやって来て、危うくあたしたちが捕まりそうになったものの事情を説明。
証人も周囲に多数いたため正当防衛ということで無実釈放、でもその場には居づらいのでピアス男と、悲劇の少年の処置をお願いしたのち撤退、今に至る。
あの時、あたしがトイレに行っていなければ。
そしたら孝幸が殴られることはなかっただろう。
私は孝幸の顔を見た――見上げた。
身長差のためあたしの上にある孝幸の顔は、この低い位置から見てもそれは痛々しく腫れていた。
切れた唇の端は血が固まり、目の周りには青あざ。
「なんでそんなにぼっこぼこにやられちゃうかにゃ~」
あたしの呆れた声が口をついて飛び出した。
「なんでだ、ろうな」
孝幸は口を押さえながら答えた。おそらく喋ると切れた唇が痛むのだろう。
「・・・・・・バカみたい」
あたしの呟きを最後に、しばらく私たちは黙って歩く。
今更沈黙で気まずくなるような間柄ではないけれど、孝幸がその沈黙を破った。
「しかしなんで男を挑発するようなことを言ったんだ? 危うく殴られるところだったじゃないか」
「殴られるわけないじゃんか~」
私は孝幸の真正面に立つ。孝幸が止まった。
「だって、孝幸が守ってくれるでしょ?」
「・・・・・・もし、僕が何もしなかったらどうするつもりだったんだ?」
孝幸の質問に、私は腰に両手を当て、胸を張って答える。
「何もしないわけないじゃん。孝幸だもん」
「・・・・・・全てあやめの計算通りだったわけか」
「まぁね~、何年の付き合いだと思ってるのさ~」
孝幸が再び歩き始めて私の横を通り過ぎたので、私も再び横について歩く。
孝幸は、強い。
けれど自分のためには、決して拳を振るうことがない人だ。
そんな不器用な孝幸だからこそ、私が傍にいて孝幸を”守って”あげないといけない。
他にその役割を果たしてくれる人が、現れるまでは。
「正義と愛は必ず勝つ! なんちって~」
「百戦百勝は善の善なるものにあらず、あのようにして彼を倒すべきじゃなかった」
「でも倒さないと、孝幸が倒れちゃうよ?」
「それでもいい。僕が倒れることで、あの少年が守られるのなら」
「・・・・・・そんなこと、よく言えるね」
孝幸は、優しい。
そして人を傷付けるくらいなら、自分を傷付ける人だ。
今までそれで大丈夫だったけど、このままじゃいつか孝幸が壊れるんじゃないかと思うと、怖い。
「やっぱり孝幸には、あたしがついてないとダメだね~」
そう、他にその役割を果たしてくれる人が、現れるまでは。
「・・・・・・かもしれないな」
孝幸が苦笑する。きっと今私が考えていたことも、全てわかった上で。

 

 

 

 



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おまけ


(以前トモダチが書いてくれたデザイン画)

 

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