【小説・キミと夏の終わり】第十二話:離れてしまった心

【小説・キミと夏の終わり】第十二話:離れてしまった心

 

こんにちはなの!モロくんなの!

こっけ~:「モロのかいぬし、こっけ~ですー。今日は小説の日ー」

 

※ 目次はこちら。

 

 




 

 

 

キミと夏の終わり

 

 

 

 

第十二話:離れてしまった心

 

 

 

 

気付いたら、もう日は沈んでいた。電気を付けていなかったので、部屋の中は薄暗い。
私は自分の部屋の床の上で眠ってしまったようだ。
「いたたたた・・・・・・」
フローリングにそのまま寝ていたため、背中が痛い。
私はゆっくりと上半身を起こした。ちょうどその時、ドアがノックされて
「葵さん、入っていいですか?」
部屋の外から美咲ちゃんの声が聞こえた。私はまだ半開きの目を腕でごしごし擦って
「・・・・・・どうぞー」
部屋の外へ答えた。失礼します、の声と共に美咲ちゃんがドアを開ける。
美咲ちゃんは部屋が暗いことに、一瞬驚いたようだった。
私は翼とケンカしたことを気付かれないようにと、わざと明るく尋ねる。
「どーかした? 美咲ちゃん」
すると美咲ちゃんは私の目の前で正座になって
「ごめんなさい!」
頭を下げた。
「・・・・・・はへ?」
私は訳がわからなくて頬をかく。
「あ、あの・・・・・・私てっきり、葵さんがお兄ちゃんに引っ越すことをもう言ってたと思って、それで・・・・・・」
「あー・・・・・・」
私はようやく美咲ちゃんが何について謝ったのかわかった。
「きっと、葵さんは自分のタイミングで言うつもりだったのに、それを私ったら先に・・・・・・本当にごめんなさい!」
美咲ちゃんは私たちが引っ越すことを、私より先に翼へ言ったことを謝っているのだ。
必死に謝る美咲ちゃんに私は慌てて答える。
「そ、そんな謝らないでよー。誰だってボクがもうとっくに翼に伝えてると思うだろうし、ボクが言ってなかったのが悪かったんだから!」
私は美咲ちゃんにそう言って、そして自分が今言ったことを思い返す。
そうだ、私が言ってなかったのが悪かったんだ・・・・・・。
「で、でも・・・・・・。私余計なことしちゃって、本当にごめんなさい!」
なおも頭を下げ続ける美咲ちゃん。私は彼女の両肩に手を乗せる。
「気にしないで! 美咲ちゃんはちっとも悪くなんかないよー」
そう、悪いのは美咲ちゃんじゃない。悪いのは私だ。
美咲ちゃんに頭を上げてもらいながら思う。
私が翼にちゃんと伝えていなかったせいで、また私は人を傷付けた。
お母さん、翼、そして美咲ちゃん。私は一体どれだけの人を傷付けてしまったのだろう。
「ほら、美咲ちゃん元気を出して。・・・・・・ごめんね、ボクのせいで傷付けちゃって」
「傷付けるだなんてそんな! 私が先走ったことしたから・・・!」
「ううん、もうそんなこと言わないで。ね?」
私が自分の気持ちを押し殺して微笑むと、美咲ちゃんもようやく落ち着いた。
「私・・・・・・嬉しかったんです、葵さんがお兄ちゃんの彼女になってくださって」
すると、美咲ちゃんは唐突に語りだした。
「え?」
「お兄ちゃん、高校に入るまではものすごい女たらしで、家に連れてくる女の人が毎回違って・・・・・・」
美咲ちゃんが少し上を見上げながらつぶやく。
「だけど高校に入って葵さんに会ってから、お兄ちゃん変わりました。本当に葵さん一筋になって、私に恋愛相談したこともあったんですよ?」
「そうだったんだー・・・・・・」
「あんなに幸せそうなお兄ちゃんを見るのは初めてでした。それに私、ずっとお姉ちゃんが欲しかったんです!」
にっこりと笑う美咲ちゃん。そして
「これからも、お兄ちゃんと仲良くしてやってくださいね、お願いします」
「・・・・・・」
ぺこりと頭を下げた美咲ちゃんに対して、私は返答に困った。
これからも、と美咲ちゃんは言ったが、私はつい数時間前にその”これから”を自らの手で断ち切ったからだ。
「・・・・・・わかったよ、美咲ちゃん。心配しないで」
私は、嘘をついた。
私は嘘をつくのが嫌いだ。だけど美咲ちゃんに真実を話すわけにはいかなかった。
今ここで今日あったことを話せば、美咲ちゃんはもっと自分を責めるだろう。
美咲ちゃんは私の嘘を疑うこともなく
「それを聞いて安心しました!」
満面の笑みを浮かべる。それを見て私はまた胸が痛んだ。

 

 

 

「遅くまでおじゃましてすいませんでした。失礼します!」
「バイバイ美咲! また会おうねー!」
「気をつけて帰ってね。ご家族のみなさんによろしく」
「・・・・・・じゃあね、美咲ちゃん」
玄関で美咲ちゃんを見送って、私は部屋へ戻ろうとした。
階段を上りかけた時、お母さんが私に声をかける。
「葵、ご飯食べる?」
「・・・・・・いい、おなか減ってない」
私は断って自分の部屋へと戻った。
そして再び、かつてベッドのあった位置へと寝転がる。
さっき美咲ちゃんは「きっと、葵さんは自分のタイミングで言うつもりだったのに」と言っていた。
けど本当はそんなんじゃない。私はただ臆病だったから、逃げていただけだ。
「ボクは・・・・・・最っ低な人間だ・・・・・・」
翼は、私が引っ越すと知った後も、私を信じてずっと待っていた。
私が自分の口で引っ越すことを伝えてくれると信じて待っていたんだ。
そんな翼に対して私が言った言葉は
「『別れよう』だなんて・・・・・・なんてひどいことをボクは言ったんだ・・・・・・」
それを聞いた時、翼は一体どう思ったんだろう。きっと、私に幻滅したに違いない。
翼は私のことを信じてくれていたのに。私はその気持ちを裏切ったのだ。
「ボクのこと、嫌いになったかな。・・・・・・なっただろうな」
翼は私のことが嫌い。今まで一度も考えたことがなかったことだ。
疑うところがないくらい、翼は私のことを本気でスキになってくれた。
「翼が、ボクのことが嫌い・・・・・・」
自分の大スキな人が、自分を嫌っているということ。なんて辛いことなんだろう。
だけど、私はそれ以上に辛い思いを翼にさせた。だから私が嫌われるのは、当然の報いだ。
もう翼は私のことなんてどうでもいいに違いない。
「これで、よかったんだよ」
私は自分に言い聞かせる。
「そうだよ、これでよかったんだよ。どうせもう会えなくなるんだから・・・・・・」

 

 

 

8月30日、土曜日。
「葵、本当に一人で残って大丈夫か?」
引越し当日、そして夏祭りの日の朝。
「今からでも遅くないんだぞ。この車に乗って一緒に――」
「お父さん、まだそんなこと言ってるのー!?」
お父さんとお母さん、そして瑞希は私より先にこの街を離れる。
いや、私だけが残るというのが正しい言い方なんだけど。
「し、しかし・・・・・・葵はまだ未成年なんだ、一人だけ残していくなんて・・・・・・」
「お父さん! 往生際が悪い!」
運転席から心配そうに言うお父さんに、後部座席から瑞希が目を吊り上げてぴしゃりと言い放つ。
「わ、わかった・・・・・・。だけど、あれだぞ。まだ高校生なんだから、その、あれだ、節度を守ってだな」
「えー、今日お姉ちゃんは大人の階段上るんだよー」
「そ、それはどういうことだ!? あ、葵! まさか・・・!」
「あなた! 瑞希! いい加減にしなさい! まったくもう・・・・・・」
お母さんが車内で騒ぐ二人を怒った。そして私の方を向く。
「はいこれ、お小遣い。昨日電車代は渡したけれど、念のため余分に持っておきなさい」
「あ、ありがと」
私はお母さんからお金を受け取った。お母さんは私に顔を近付けて耳打ちする。
「葵のことだからわかってるとは思うけれど、お父さんは心配性だから明日はなるべくこっちに着くのが遅くならないようにしてあげてね」
「・・・・・・うん」
私がうなずくと、お母さんは微笑む。
「そんなに暗くならないの! 最後の日なんだから、思いっきり楽しんでらっしゃい!」
結局、私は翼とケンカ別れをしたことをお母さんたちに言えなかった。
今私が元気じゃないのも、今日が翼と過ごす最後の日だから落ち込んでいると思っているのだろう。
「わかった・・・・・・」
私はまた、嘘をついた。
お母さんが助手席に乗り込む。
「それじゃあ中田さんのおうちによろしくね」
「葵、寝るときは絶対翼君と違う部屋にするんだぞ!」
「あーもうお父さんうるさい! 早く出発する! あ、お姉ちゃん、あとで今日の話聞かせてねー」
三人が思い思いのことを言い残して、車は出発した。
車が見えなくなるまで見送って、私は住宅街に一人取り残された。

 

 

 

「いらっしゃいませ!」
床も壁も天井も木で作られた、おしゃれな内装の店内。洋菓子の甘い香りが鼻をくすぐる。
私は放課後によく訪れたケーキ屋さん、スター夏味堂へ来ていた。
お父さんたちを見送ってから、私は今日一日どこで時間をつぶすか考えた。
私の家は、正確にいえば私が住んでいた家は、玄関の鍵をかけてしまったのでもう入ることはできない。
あやめちゃんたちと交わした「翼に引っ越すことをちゃんと伝える」と約束したのにそれを破ってしまったから、3人に会いに行くのも気がひけた。
そして思い付いた。今日はこの街最後の日だから、この街で過ごした思い出の場所へ行くことにしようと。
朝ごはんも食べてないしまずは腹ごしらえからかな。そう考えて私はスター夏味堂に来たのだった。
ここにはあやめちゃんや美沙ちゃん、涼子ちゃんたちや・・・・・・翼と一緒によく来たものだ。
けど、一人で来るのは初めてだった。私はガラスケースの中に並ぶ色とりどりのケーキに目をやる。
開店してまもないため、まだどのケーキも残っていた。
私はこのお店の一番の人気メニューだというショートケーキを店員さんに注文する。
そういえば初めてこのお店に来た時に、あやめちゃんがショートケーキを頼んでいたっけ。
会計を済ませて、私は手近にあったテーブル席に座った。そして
「いただきまーす!」
フォークでショートケーキを一口大の大きさに切り、口へ運ぶ。
生クリームの甘さと、イチゴの酸味が口に広がって、ケーキは相変わらず
「おいしー!」
の一言だった。その時
「こちらハーブティーでございます」
後ろから声がして、私のテーブルに湯気の立つティーカップが置かれた。私は飲み物を頼んでいないので、慌ててウェイトレスさんに
「はわわ、ボ、ボクはハーブティー頼んでないです!」
そう訂正した。しかし振り返ったそこにいたのはウェイトレスさんではなく
「葵ちゃんいらっしゃい!」
スター夏味堂の店長兼パティシエである、星野 菜摘さんだった。
「夏休みはなかなか来てくれなかったから久しぶりだね。あ、ハーブティーはサービスだから」
ウインクをして言う菜摘さん。日本人には似合わないその動作も、菜摘さんがするとなぜか板についているのはヨーロッパでの修業時代が長いからだろうか。
私は素直に頂くことにした。
「ありがとうございます、いただきます!」
「どうぞ召し上がれ。ところで一人で来るなんて珍しいね」
菜摘さんは私の向かいの席に座った。
「もちろん来てくれるのは大歓迎なんだけどね。最近来てくれなくて寂しかったし」
「ご、ごめんなさい・・・・・・」
「ふふ、謝ることないけどね。あ、そうそう美沙ちゃんから聞いたよ~? 引っ越すんだって?」
菜摘さんは机に身を乗り出して訊いてきた。
「はい、そうなんです。明日この街を離れます」
「明日! いやね、美沙ちゃんから4日前かな? 葵ちゃんの引っ越しお別れパーティーにホールケーキがほしい、っていう電話があったからびっくりしたよ~。あ、だからこのハーブティーは私からの餞別ね。ん、餞別だったらもっとちゃんとしたケーキのほうがよかったかな?」
相変わらずおしゃべりな菜摘さん。そういう気さくなところが私はスキだ。
「そんな、ハーブティー頂いただけで十分ですよー」
「そう? まあもう一個ケーキだったらケーキ二つになる朝にはちょっと重いかもね。あ、いらっしゃいませ!」
入り口のドアのベルが鳴り、菜摘さんは入ってきたお客さんに元気よく言った。他の店員さんたちも「いらっしゃいませ!」と口々に続く。
「菜摘さん、今お仕事はダイジョブなんですかー?」
「まあね。午前の分のケーキは全部作ったからこの時間帯は特にやることないんだ。それはさておき最後に葵ちゃんに会えて嬉しいよ」
「あはは、ありがとうございますー」
「にしても引っ越しかあ、辛いねえ。愛しの翼君とも離れ離れか~」
ズキン。
胸が痛む。
「・・・・・・あ、あれ? もしかして私、言っちゃいけないこと言っちゃった?」
私の固まった表情を見て、焦る菜摘さん。スター夏味堂には翼ともよく来ていたから、菜摘さんは私たちが付き合っている――いたことを知っている。
「いや、別に、いけなくないことも、なくはないです」
私は咄嗟に誤魔化そうとしたけれど、かえってしどろもどろになってしまった。
「いけなくないこともなくは・・・あ~どっちかよくわかんないや。で、とりあえず、どうなってんの?」
単刀直入に尋ねる菜摘さん。だから私も正直に答えることにした。
「昨日、ボクから『別れよう』って言って、それで翼が怒って、おしまいです」
「ええ! 葵ちゃん、翼君をふっちゃったの!?」
菜摘さんは体を大きくのけぞらせて驚いた。
「べ、別にそんなに驚くことじゃないですよー。どうせ離れ離れになるんだから」
「いや、そりゃ驚くよ。だって離れ離れったってたかだか国内でしょ? ヨーロッパ行ってた私にとっちゃ近いもんだよ。それに」
菜摘さんがふっと真面目な顔になる。
「葵ちゃんが『別れよう』って言ったの、別に遠距離恋愛が不安だから言ったわけじゃないでしょ?」
「・・・・・・はい」
ものの見事に当てられてしまった。
「だよねえ、葵ちゃんの様子を見てたらそれくらいわかるよ、第三者の他人の私にだって。だから当事者の翼君だってわかってるんじゃないかなあ?」
「・・・・・・え」
「きっと翼君は、怒ったんじゃなくて、寂しかったんだと思うよ」
私は昨日のことを思い出した。
『ふざけんな!!』
そう叫んだときの翼の目は・・・・・・
「これは私の話になるんだけどさ」
菜摘さんはそう前置きして
「私がパティシエになろうと思ったきっかけは、自分の作ったケーキをお父さんに『美味しい』って言わせたかったからなんだ」
遠い目をしながら菜摘さんは話し出した。
「初めてケーキを作ったときに砂糖と塩を間違えちゃってね、それを食べたお父さんに『ケーキならば塩より砂糖を入れたほうがよかったですね』なんて言われちゃったの」
「砂糖と塩、ですか」
こんなに素敵なケーキを作る菜摘さんがそんなミスをしたなんて意外だ。
「うん、ホント初歩的なミス。それが悔しくてね、ケーキ作りをひたすら練習したんだけどこれが意外と面白くてさ、それでパティシエになろうと思ったわけ」
「へー・・・・・・」
「でもね、いざパティシエになりたいってお父さんに言ったら猛反対されちゃって。それでその日からずっと冷戦、ほとんど口を利かなくなっちゃった」
小さく笑う菜摘さん。でもその目はすごく悲しそうだった。
「その後いろいろあってパティシエにはなれたんだけど、結局お父さんには食べてもらえてないんだ。というか怖くて話すこともできなくて、しばらく会ってすらいない」
菜摘さんがパティシエになるまでにそんな経緯があったなんて・・・・・・。
「一度心の距離が離れちゃうとね、なかなか簡単には戻らないんだ。素直になれないんだよ。今はもう『お父さん、お店に来て』って言う、その勇気もないんだ」
「・・・・・・」
「だからこうやってお父さんの学校の近くにお店開いて、店名に自分の名前入れたりしてみたんだけどね。まだ来てもらえてないや」
そう言って菜摘さんは自嘲気味に笑った。そして最後に付け足す。
「私、後悔してるんだ。あの時逃げないでちゃんと向き合えばよかったって。葵ちゃんには、私と同じ間違いをしてほしくないな」
私は何も言えない。

 

 

 

「ごちそうさまでした!」
「お粗末さまでした。引っ越し先でも元気でね!」
菜摘さんはお店の玄関で私を見送ってくれた。
「ハーブティーありがとうございました! あ、ひとつ質問なんですけど」
「ん?」
「さっき『お父さんの学校の近くに』って言ってましたけど、菜摘さんのお父さんは青陽学園高校の先生なんですかー?」
さっき気になったことを私は聞いてみた。この辺りにある学校と言えば私の通っていた青陽学園高校くらいしかないからだ。
「うん、そうだよ。古川 裕次郎っていって、今年定年の先生なんだけど、知ってるかな?」
「え!」
知ってるも何も、古川先生と言えば去年、今年と私の担任の先生だ。
「・・・・・・あ、はい知ってます」
「そっかあ・・・・・・。あ、もし会ってもさっきのことは言わないといでくれるかな。なんかかっこ悪いしさ」
菜摘さんがそう言うのなら仕方がない。それにどっちみち明日引っ越す私には先生に伝える機会もないだろう。
「わかりました。・・・・・・あの」
「ん?」
これは私が口を出すべきことじゃないかもしれない。でも私は最後に菜摘さんに言うことにした。
「古川先生のことですけど・・・・・・きっと、先生も菜摘さんと同じ気持ちだと思います。ちゃんと向き合いたいって」
「・・・・・・そうかもしれないね」
苦笑いする菜摘さん。私が言うまでもなく、菜摘さんもわかっているに違いない。
「それじゃあ、失礼します!」
「うん、またこっちに戻って来た時にはお店においでよ!」
手を振る菜摘さんに、私も手を振り返す。
「ありがとうございました!」
菜摘さんの言葉を背に、私はスター夏味堂を後にした。
ついさっきは口を出してしまったけど、私は菜摘さんと古川先生のわだかまりがなくなってほしいと心から思う。
「『逃げないでちゃんと向き合えばよかった』か・・・・・・」
スター夏味堂の通りを出て駅前商店街を歩きながら、私は菜摘さんが言ったことを思い返していた。
「ボクは、逃げているのかな・・・?」
私は自問してみた。答えは出ていると思う。
ただ、それを自分で認めようとしないだけで。

 

 

 

続く

 

 



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